Q 事務所の経営理念をお聞かせください。
『おもしろおかしく 今日より明日へ』
上坂会計では、仕事というものを楽しくおもしろく捉えていきたい。できるならばあのディズニーランドのように、私たちと仕事をすることによって、感動していただきたいと思っています。
また、ひとつでも新しい自分を追い求めてもらい、新しい気分で仕事を創っていってほしいということから、今日より明日へという事を考えました。
他に、経営理念ではありませんが、『Uesaka Consulting Firmとして目指すべき価値』『お客様に提供する価値』『顧客への約束(Uesaka Dreamers Basic)』『スタッフへの約束』『お客様に対して絶対にやってはいけない12ヶ条』を記載したミッションカードをドリーマーが作成し、毎朝、唱和しています。業務の一環として強制しているわけではなく、ドリーマーが自らこの取り組み行なうことを決めました。
その結果、ドリーマー1人1人がゲストのことをより真剣に考えるようになり、ゲストにとって一番良い方向に進むように心がけて行動するようになっています。
上坂会計として、根っこにあるものはある程度は一緒ではないとダメかと思いますが、やはり価値観は人それぞれ違いますので、上からの指示で無理に何かをやらせるのではなく、なんとなくドリーマーが自ら動くようにしていきたいと考えています。
Q 事務所の強みは何ですか?
色々なドリーマーがいるという点です。会計事務所なので会計に強いことは当たり前なのですが、I T関係に強いドリーマーや保険に強いドリーマーがおり、トータルサポートできる体制になっています。福井という地ではゲストのニーズに幅広く対応できる会計事務所は多くないように思うので、こういった点も強みになっています。
また、ドリーマーに積極性があり、新しい取組みをするにしても嫌がる事なく皆で一致団結して進んでいきます。自分やある特定の人だけが突出しており、他の人は言われたとおりについてくるというのは、上坂会計の目指すところではないと思い、ドリーマー一人一人が主役になるような体制作りをしてきました。こういった組織風土は会計事務所としては珍しいと思います。
「自然に動く」 「プラス思考」 「上の者からではなく下の者から旗揚げをする」「一人一人が主役になる」 「一人一人が得意分野をつくる」「一人一人がゲストから頼られる」 という点が強みになっています。
Q お客様へは、どのようなサービス提供をされていますか?
MMLに取り組んでいます。
MMLとは「Monthly Management Letter」の略であり、上坂会計の月次決算資料のことです。
経営の判断材料となる会計の情報を、判り易く且つ、効率的にお伝えできる資料となっており、具体的には収益力をUPさせるツールとして利益管理表やストラック表、資金力をUPさせるツールとしてキャッシュフロー計算書や資金繰り表等をご提供しています。毎月お渡しすることで新たな気づきを得て欲しいと思っています。
提供資料の見せ方の工夫など、試行錯誤しながら進めてきましたが、現在は「お客様に経営状態を判り易く教えてあげる⇒お客様がレベルアップをする⇒自分達もレベルアップをする⇒新たなツールをつくる」 という流れができ、この流れそのものが商品となり、収益に繋がっています。
また、積極的に申告業務を取りにいくということはしていません。もちろん、お客様から依頼があれば申告業務を行なっていますが、セカンドオピニオンというポジションでもっとお客様に情報提供をしていきたいと考えています。その結果として、お客様とのつながりが強くなり、MMLをご依頼いただくまでになっていけば良いと思います。
Q これからの取組み、展望についてお教えください。また、今後、MyKomonをどのように活用していきたいとお考えですか?
現在、MML導入先の9割が黒字決算となっていますので、もっと普及させていく事が今年の一つの目標となっています。MMLをやっていただく事でお客様ご自身が中身を知ることが出来るというのもありますが、MMLを通じて紹介が増え、色々な方と知り合う機会が増えていると感じているので、今後も力を入れてやっていきたいと思っています。
他にもFPでマネースクールを開催しており、勉強したい方が自然と集まるようなってきていますので、こちらも積極的に取組んでいきたいと思います。
また、事務所の効率化を進めたいと思っていますので、その仕組みづくりにMyKomonを活用できればと考えています。今後は楽しい給与計算をお客様に導入頂くことで給与計算の効率化を図りたいですし、チーム制にしていますのでチーム単位でお客様の情報を共有できる体制を作りたいと考えています。
またセカンドオピニオンとしてのお付き合いなど、関与していきたかったところに対してもMyKomonを利用出来ればと考えています。
Q 最後に、経営者の方にメッセージをお願いします。
MMLをやりましょう!
経営者自身が数字を理解するということももちろんですし、従業員をどう成長させるかという部分も含めて、中身の部分をしっかりさせる事がイコール利益だと思います。その部分をお手伝いできるのがMMLなので是非取り組んでいただきたいと思います。
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