会計事務所インタビュー

MyKomon会計事務所の会に参加している会計事務所の最近の活動や取り組みをご紹介します。

※掲載情報は、インタビュー当時のものです

若い人や女性も相談しやすい会計人を目指しています。

都心から電車で30分ほどの埼玉県所沢市。そこには、女性若手税理士の活躍する会計事務所があります。会計事務所の敷居をなくし、親しみのある、若い人や女性も相談しやすい会計人を目指す、舟越かおり先生。先生曰く「みなさん身近な専門家をおおいに活用してください!」

Q お客様へサービスを提供する際に心がけていることは?

「お客さまが必要な時に必要なものを提供したい」
「お客さまのためにどこまでのサービスを提供したらよいのか?」「お客さまは今なにを必要としているのか?」
原則として、顧問先には月に一回、訪問をしています。顔をあわせないパソコンのみのやりとりは考えていません。直接コミュニケーションをとるからこそ、お客さまの必要なときに必要なサービス、アドバイスを提供できるのです。

現在、中小企業を取り巻く環境は、非常に厳しい状況です。そのため会計事務所も今までの高い報酬水準ではお客さまからはそっぽをむかれてしまいます。またお客さまは過大なサービスも過小なサービスものぞんでいません。必要なときに必要な情報・サービスが提供できること、報酬に応じて最大限のサービス提供できること、これこそお客さまが会計事務所に求めることだと思っています。そしてお客さまから、「今このことについて悩んでいるのだけど~」「もう少し~の情報を教えてよ」「参考になったよ、ありがとう」などと直接声がきこえてくる。「その反応があるからこそ仕事が好きなのでしょう」。

Q 現在行っている取り組みについて教えてください。

「租税教育(草の根運動)~所沢税理士会(租税教育プロジェクトチーム)」
国民の三大義務の1つ、納税。しかし現実には、滞納者・脱税者があとをたちません。税金はなにに使われているの?税金はなぜ納めるの?日本では義務教育で税金について勉強しています。でも、大半の人が覚えていない・・・、それも現実です。
そこで所属する所沢税理士会では、小学校、中学校、高校へ足を運び、参加型租税教育をしています。特に小学生の素直な吸収力にびっくりしますよ。みなさん義務教育だけで自分におおよそいくら税金が使われているかご存知ですか?納税の大切さを教えていくと同時に、税制に関して中立の立場で問題提起をしていくことも努めだと思っています。今後も草の根運動として租税教育に携わっていきたいと思っています。

Q 最後に経営者の方へメッセージをお願いします。

「親しみのある、若い人や女性も相談しやすい会計人」
会計事務所、というと一般的に敷居が高いイメージがあります。そんな敷居をなくし、個人・法人問わず、親しみがあり、相談のしやすい事務所にしたいと思っています。住宅を購入する場合には・・・?もしもの相続に備えたいのだけど・・・?会社を設立したいのですが・・・?そんな不安・疑問・相談を、現在当事務所では初回無料でおこたえしています。最近では、20代、30代の起業家や女性の起業家と接する機会も増えてきました。会社を経営していると、本当にさまざまな問題や不安がでてくるものです。そういった時に、一番に相談してもらえる、そういった役割になれればと思っています。

「お客さまのニーズにあった、旬のサービスを提供できるように心がけています」現在、地元の若手専門家(弁護士、司法書士、社労士など)とのネットワークもつくり、さまざまな視点からみること、対応できることがお客さまへのメリットにもつながることと信じています。「このような身近な専門家をおおいに活用してください!」