会計事務所インタビュー

MyKomon会計事務所の会に参加している会計事務所の最近の活動や取り組みをご紹介します。

※掲載情報は、インタビュー当時のものです

すべての経験はお客様のため。チャレンジングな若手税理士

フットワークが軽く、とにかくチャレンジ精神が旺盛な永安栄棟先生。オリジナルのうちわを駅前で配布してみたり、駅構内に大きな看板を出してみたりと、その発想にはいつも驚かされます。そんな永安先生のこれまでとこれからについて伺いました。

Q.どのような経緯で税理士事務所開業に至ったのですか?

 私は、もともと公認会計士として監査法人に勤務したのちに、証券会社へ転職しました。そこで大企業の事業承継や経営者の相続案件に携わるうちに、会社経営を「支援」したいという思いが強まり、税理士として企業をサポートするために独立いたしました。独立当初から集客に力を入れ、オンライン広告など皮切りに思いつく限りの手段を色々試していました。この経験が、経営者の皆さんとのお話でも活きていますね。

Q.独立後は小規模企業の支援に注力されていますが、どのような想いがありますか?

 独立後に思うのは、今の日本は税制や会計の仕組みが複雑になってきて、一般の方が経理をするのは限界がきているのではないか、ということです。
 一方で私たちの業界では、いわゆる「自計化」という、自社で経理をしましょうという指導がなされることもよくあります。もちろんそれができれば一番良いことだと思います。
 しかし、私がお付き合いをさせていただく企業様は、小規模であることがほとんどで、従業員11人がいくつもの役割を持ちます。そういった環境ではどうしても正しい経理処理を行うことが難しく、また時間も必要以上にかかってしまい、本業へ集中できないというお悩みを抱えています。
 「面倒くさい」と思っていることは私たちが引き受けて、本業に集中していただくことを念頭にサービスを展開しております。

Q.お客様に対して意識していることはありますか?

 「わかりやすい説明で、簡潔に」を意識しています。これはお客様対応をするスタッフにも伝えています。極力専門用語を使わずにお客様とのコミュニケーションを行うことで、スッキリと安心していただきたいですね。
 私自身、証券会社時代より100人超規模のセミナー講師の経験や、大学院での講師経験、書籍出版の経験が複数回あります。会計や税務に関する内容を、専門家以外に説明することは以前から得意分野でした。
 以前、わかりやすさを重視した「まんが×解説でわかる!」シリーズの書籍を出版したこともあって、ご好評をいただいていました。こういった経験も活きています。

Q.お客様もスタッフさんも増えてきましたが、今後考えていることはありますか?

 お客様にメリットがあると感じるものはどんどん新サービスで展開していきたいですね。私の経験もお客様に還元できるものはスピード感をもって展開していきたいです。
 最近はグループ内に社会保険労務士も入って、労務関係の対応もできるようになりました。他には、WEBマーケティングのアドバイスをさせてもらうこともあります。
 今後のお話ですと、証券会社時代のノウハウを活かした相続関係・資産承継関連の展開や、不動産賃貸業の経験を活かした不動産関連の展開も考えているところです。

Q.今後も様々な可能性があって楽しみです。MyKomonはどの部分をお使いいただいておりますか?

 やはり進捗管理表は外せないですね。お客様の数が増えても、やるべきことはきちんと行うのは当然ですが、それがお客様との信頼関係の第一歩となります。その部分を管理するツールとして使わせてもらっています。
 スタッフ達が自ら作成・管理できる簡単なシステムなのがありがたいですね。

Q.いつもありがとうございます!最後に経営者の方々へ一言お願いします!

 経理作業で苦労される経営者様、税務のことがよく分からないと悩まれる経営者様を数多く見てきました。面倒な作業は私たちにお任せいただき、本業に集中してほしいと思っています。
 また、複雑になりつつある税務会計につきましても、わかりやすくご説明いたします。お悩みがあればぜひご相談ください。