会計事務所インタビュー

MyKomon会計事務所の会に参加している会計事務所の最近の活動や取り組みをご紹介します。

※掲載情報は、インタビュー当時のものです

お客様の悩みに寄り添い、課題解決に向けてサポートします

お客様に寄り添い、どんなことでも質問してもらえる立場であることを大切にしている花園崇先生に、税理士を目指したきっかけや今後の展望について教えていただきました。

Q.はじめに、税理士を目指したきっかけについて教えてください。

 実はもともと設計士になりたいと思って理系の大学に通っていました。大学3年生の時に簿記の先生から税理士の仕事をおすすめされて「面白そうだな」と思ったのがきっかけでした。数学が好きだったので、数字を扱う仕事ができる税理士の道に進むことにしたんです。
 税理士は法律を正しく解釈する必要がありますから、文系の先生が多いと思います。しかし、お客様にご説明するときや分析をするときには数字を扱うので、理系の人でも数学が好きというきっかけから、税理士を目指していいんじゃないかなと思いますね。

Q.事務所の強みはどういったところでしょうか。

 お客様への対応は手厚いと思います。職員みんな人当たりが良く、事務所を設立してからずっと勤務してくれていますから、頻繁な担当変更はありませんし、お客様からのお問い合わせにも迅速に対応しています。また、毎月訪問させていただいているのも強みのひとつです。最近だとインターネットの利用が進んできて、資料回収もインターネットを通じて行っている事務所もあると思いますが、私はできればお客様と対面して、お顔を見て話したいと思っています。
 訪問した際には、資料回収の他に何か困っていることやお客様からの質問に対応しています。税理士の知識だけでは答えられないこともたくさんありますが、その場で他の士業の方に電話して、疑問点は必ず解消するようにしています。お客様からは常に質問していただける立場であれるように、ということは心掛けています。

Q.今後、注力していきたいお取り組みや展望について教えてください。

 経理の方がいなくても上手く回っていくようなバックオフィス支援をしていきたいです。
 例えば請求書を手書きやExcelで作成しているお客様で、データが消えてしまったり紛失してしまったりといったことはたくさんあります。そういった方々に請求書ソフトを提案して、これを使えばデータが消えない、紛失しないという環境を作っていきたい。ソフトを通じて、売上や経費の情報がこちらに共有されるようになることで、毎月訪問したときには経営状況や課題についてほぼほぼ説明ができる状態になります。そうすると資料回収に必要な時間が減って、「今後税金がいくら必要になるので、毎月このくらい積み立てしていきましょう」といったお話もできるようになります。せっかくお会いするのですから、もっと色々なお話ができるといいですよね。これから少しずつIT化を進めていけたらいいなと思います。

Q.MyKomonがお役に立てていることはありますでしょうか。

 以前勤めていた事務所では、決算や確定申告の進捗管理は全部紙で行っていたのですが、今の事務所ではMyKomonを使って全てクラウドで管理できるのですごく助かっています。全職員に日報を提出してもらっていて、見に行けば誰が何をしたかが全てわかるのもありがたい。また、楽しい給与計算を利用しているお客様も少しずつ増えてきていますが、職員からの評判も良いですよ。
 MyKomonは業務を進める上で、なくてはならない存在になっています。

Q.嬉しいお言葉、ありがとうございます!最後に、経営者の皆様へ一言お願いします。

 ご自分で事業を立ち上げることになった場合、個人・法人にかかわらず、税理士に見てもらうことが必須になると思います。
 税理士との契約は、帳簿をつけるのが難しいからという流れが多いと思います。お金がかかる、もったいないと思われる方も多いでしょう。しかし、ご自分が納得して、良いサービスを受けられる税理士と契約することで、空いた時間ができるはずです。その浮いた時間でより事業に力を入れ、利益を出せるようになることが一番だと思います。 
 そのためにも、たくさん質問・相談していただき、我々税理士を上手く活用していただきたいです!