Q.税理士を目指したきっかけは何ですか？

　私の実家がみかん農家を営んでおり、祖父が確定申告をする際にお世話になっていた顧問税理士が祖父の友人でした。その時に祖父から「自分は税金周りのことに詳しくないし、いろいろと相談に乗ってくれて助かっている。」と聞いていたのが税理士という職業へ憧れた最初のきっかけでした。

　また、実家が自営業だったということもあり私も将来は自営業がいいなと思っていたのですが、次男だったのでみかん農家を継ぐわけにもいかず、他の道を探したときにたまたま税理士が身近な職業だったというのもきっかけの１つでしたね。

　中学生ぐらいからなんとなくその道を見るようになって大学受験で商学部の道に進んでいきました。でもずっと税理士を目指していたわけではなくて、会計士だったり、当時はキムタクのHEROが流行っていたので弁護士も気になったりでいろいろ見てみたのですが、やっぱり私に合うのは税理士かなと思って今ココにいます（笑）

Q.フェアネス税理士事務所と事務所名を付けた想いは何ですか？

　今は別の道を進んでいますが、もともと一緒に税理士をやろうとしていた友人と考えたのがこの事務所名でした。お客様に対して「公正・公平」で接したいという想いを込めています。事務所名に恥じないようにお客様に寄り添いながら、それでも中立的な視点で意見を言える税理士を目指しています。

 

Q.それは素敵な想いですね！それではフェアネスを実践するために小長井先生が日ごろの業務で心掛けていることはありますか？

　「お客様の為になることをする」を開業時から一貫して最重要としています。あとは「レスポンスの早さ」など私がお客様の立場に立った時に嬉しいと感じることも意識するようにしています。

　また、お客様が感情的な部分で困っていることに対して「できるできない」の回答だけでは終わらせず、気持ちの部分で寄り添ってあげたいと日ごろから心掛けています。

Q.事務所の強みはありますか？

　税務関係はもちろんですが、私自身が強みに感じている部分は「お客様に寄り添って提案をする」というところです。

　例えば先日、スポットのお客様から法人化した方が良いかのセカンドオピニオンがあった際、法人化してもらった方が事務所としては儲かりますが「お客様が本当に望むことは何なのか。単に資産を増やしたいのか。自分の使えるお金を残したいのか。」このあたりをヒアリングしながらお客様自身に望む生き方の選択肢を提示してそれを選んでもらうという提案をしました。

　選択肢を出しすぎて逆にお客様が困っちゃうこともあるんですけどね（笑）。お客様によっては「これがおすすめ！」と1本の提案をしてくれた方が楽なのかもしれないですけど、私はいろいろな選択肢を提示してお客様に生き方を選択してもらってから、そのお手伝いをするのが税理士の仕事だと思っています。

　私がそういう風にしているので、それを見てくれている職員も丁寧に対応してくれていますし、事務所内の雰囲気も穏やかな感じになっているのではないかと思います。

Q.今後の事務所の展望はありますか？

　ありがたいことにお客様が増えて私一人だと回らなくなってきたので、今は徐々に採用をして事務所を大きくしていこうと考えています。ただ、私の判断軸やお客様への接し方が事務所の中でブレないように、フェアネスに込められた想いも職員に伝えていけたらなと思っています。

Q.理想の事務所を目指すにあたってMyKomonがお役に立てていることはありますか？

　非常に役立っています。私の事務所にはなくてはならないツールだと思っています。

　特に私の事務所は職員の働き方やお客様との面談も基本オンラインで行っているので、会って話すというコミュニケーションが少なくなる分、共有するべき情報をしっかりと残したり、職員の作業時間や進捗の管理などをする必要があり、そこにMyKomonを活用させてもらっています。

 Q.最後にこの記事を見てくださっている経営者様に一言お願いいたします

　私の事務所ではフェアネスをモットーにお客様に寄り添った提案と対応をするように心がけています。また、オンライン対応を導入することで時間の効率化を図り、お客様が本業に集中できるように心掛けています。

　「私どもと一緒に悩んでいきたい」

　もし、そんな経営者様がいらっしゃれば是非フェアネス税理士事務所までお問い合わせください。