会計事務所インタビュー

MyKomon会計事務所の会に参加している会計事務所の最近の活動や取り組みをご紹介します。

※掲載情報は、インタビュー当時のものです

「いい仕事をして人の役に立ちたい」―60年続く税理士事務所の歩みと未来

創業から60年以上、地域の企業を支え続ける。長年変わらないのは「目の前の業務に真面目に、誠実に対応する」という価値観です。今回は、現代表の本塚英之先生に税理士を目指したきっかけ、事務所の強みや今後の展望についてじっくり伺いました。

Q.税理士を目指したきっかけは?

 実は、税理士になるのが幼い頃からの夢だったというわけではありません。きっかけは、現在の会長であり、義理の父との会話でした。義父は会計士・税理士として長年活躍しており、その仕事を通じて「企業経営を支援する」という職業の意義を知っていたのです。
 私はもともと理系大学出身で、経営や商学の知識はほとんどありませんでした。しかし、数字を扱うことには抵抗がなく、簿記や会計を学び始めると、次第に興味が湧いてきました。最初は実務のイメージがつかめず不安もありましたが、まず資格を取ることが重要だと考え、勉強に集中しました。資格取得後は、現場で経験を積みながら知識を深め、今ではこの仕事にやりがいを感じています。

 

Q.次は事務所の強みや特徴を教えてください。

 当事務所の特徴は、特定の業種に特化していないことです。小規模な個人事業主から大規模な法人まで、幅広い顧客に対応しています。長年の歴史の中で築いたネットワークを活かし、税務以外のどんな相談にも対応できる柔軟性に自信があります。これは、専門分野にこだわらず、顧客の多様なニーズに応える体制を整えてきたからこそ言える強みです。顧客からの信頼を得るため、常に幅広い知識と対応力を磨いています。
 現在の事務所スローガンは「いい仕事をして人の役に立つ」です。これは単なる言葉ではなく、日々の業務における基本姿勢として、社員全員が認識しています。専門知識を活かし、顧客に価値ある支援を提供することが私たちの使命だと考えています。

Q.創業から60年以上、地域社会で活躍されているかと思います。いつまでも変わらない価値観と、さらなる今後の展望について教えてください。

 当事務所の創業は1959年です。60年以上続けてこられた理由は、当たり前の業務こそ、確実に実行する姿勢にあると思っています。基本的な処理や対応が疎かになると、信頼は一瞬で失われます。社員には顧客に喜ばれ、信頼される仕事をすることをずっと伝えており、これによって顧客満足と従業員のモチベーション向上を両立させています。
 私たちは顧問先や金融機関からの信頼を積み重ね、紹介を通じて成長してきました。「どんな時代でも、監査・決算・税務相談といった基幹業務をおろそかにしない」――この価値観は今後も変わりません。時代が変わっても、信頼の基盤は変わらないのです。
 今後の展望としては、基幹業務はもちろん今後も一切手を抜かない一方、時代の変化に対応するため、次の2つの分野に注力します。1つ目は、事業承継・M&A支援です。中小企業のニーズ増加に対応し、円滑な事業継続をサポートします。2つ目は、DX化支援です。顧客の業務効率化を支援し、共に成長する関係を築きます。
 「AIだけで完結する世界ではない」と考え、自社も情報収集と実践を重ね、時代に取り残されないよう努力していきます。

Q.いつもMyKomonのご利用もありがとうございます。業務の中でどのように役立っていますか?

 こちらこそ、いつもありがとうございます。日報、研修動画、フォーラム、電子会議室などを中心に活用しています。当事務所においては、教育や情報共有、書類管理の統一化に大きく貢献していると思います。今では「業務の中に入り込んでいるほど欠かせない存在」ですので、今後も活用を広げていく方針です。

Q.お役に立てて嬉しい限りです。最後にご覧になっている経営者の方々にメッセージをお願いいたします。

 私たちは、中小企業のよきパートナーとして、全力でサポートします。悩みを共有し、一緒に乗り越え、共に成長できる関係を築きたいです。
 どんな業種でも、どんな規模でも、経営者の悩みに寄り添い、共に未来を切り開く――それが私たちの使命です。