高校が大学の附属校であったため、進学時に学部を選択する必要がありました。その際、自らの将来を真剣に見つめ直し、「資格を取得し、専門性を身につけたい」という思いが芽生えたことが大きかったです。その中でも、もともと数字が得意だったこともあり、自然と会計という分野に関心を抱きました。また、大学では公認会計士試験に挑戦する友人が多く、そのような環境に身を置いたことも、大きな後押しとなりました。
監査業務は非常に意義のある仕事ではありますが、時にお客様と対立する構図が生まれてしまうこともあり、私自身の性格や志向には合わないと感じることもありました。
一方で、税務や企業再生の支援といった業務では、お客様と同じ方向を向きながら問題解決に取り組むことができます。私は、そうした伴走型の支援こそ自らが目指すべき道だと感じました。
また、監査法人時代に従事していた企業再生業務において、経営に課題を抱える企業と真摯に向き合い、支援する中で、企業再生業務の楽しさとやりがいを感じたことも、独立の大きな動機となりました。
「ALBA」はスペイン語で「夜明け」を意味します。
企業再生という分野において支援を行うなかで、多くのお客様が困難や不安の中に身を置かれている現実を目の当たりにしてきました。そうしたお客様に対し、「明けない夜はない」「必ず光が差す瞬間が訪れる」というメッセージを伝えたいという想いから、この名称を選びました。
職員も増え、ようやく「組織」としての形が整ってきたと感じています。近年では国税OBや金融機関出身者が加わり、より広範かつ高度なサービス提供が可能となってきました。さらに、グループ内には弟が代表の法律事務所もあり、税務・法務をワンストップでご支援できる体制が整っている点も、当法人の大きな強みです。
また、記帳業務についても積極的にお引き受けしております。お客様にはできる限り本業に注力していただきたいという考えから、記帳業務の提供は私たちの使命の一つであると認識しています。同時に、クラウド会計ソフト「freee」の専任スタッフを配置し、自計化を進めているお客様への対応支援強化にも取り組んでいるところです。
現在考えているのは次の4点です。
① 経営課題へのフルサポート:税務・会計面はもちろん、補助金、融資、保険、債券、M&A等、お客様のお困り事解決のお手伝い
② 創業支援:創業期のお客様を支援し、地域における新たな事業の芽の育み
③ 社労士法人の設立:労務管理・給与計算などを含むトータルな支援体制の構築
④ 経理業務のアウトソーシング支援:急な経理担当者の退職等があっても業務が停滞しないように、経理業務全般(記帳、給与、振込など)の代行・支援
これらを提供することで、お客様と一緒に成長していきたいと考えています。
「継続すること」に価値があると常々感じています。どのような物事も継続することでしか得られない経験や喜びがあると考えています。
そのような思いから、顧問先の企業にも「一日でも長く事業を継続してほしい」という願いを込めてご支援しております。
後は、大切にしているとは少し違うかもしれませんが、「新しいもの好き」というのも私の中では大きいです。 それが現在のAIの活用などにも繋がっており、将来的には、AI活用に関するセミナーの開催なども視野に入れています。
MyKomonのグループウェアは、スケジュール管理から工数分析まで多岐にわたって活用しております。ニュースレターの配信や報酬管理機能も非常に有用で、特に年間売上の予測が立てやすい点は、経営管理上も大きな助けとなっております。
中小企業の皆さんが地域経済を支えているのは間違いありません。私や職員はそうした企業に寄り添い、伴走者として共に歩むことができることに、大きな喜びと誇りを感じています。
今後も共に成長していけるような関係性を築いていけたらと考えています。どうぞよろしくお願いします。