お客様企業のより社会性の高い事業を支援し、公共性ある企業体に成長していただくことを通し社会に貢献することです。
社会性の高い事業とは、より多くのエンドユーザーの評価を受けリピーターを増やすことで売上高が増加していく事業であり、公共性ある企業体に成長するとは、人々に必要とされながら社会の公器としての企業が永続していくことと考えます。中小企業を活性化していくことで社会が良くなり、その社会に生活する人々が幸せな生活を送るようになることが我が社の社会貢献と考えます。
職業会計人の意味を考えてみると、中小企業の皆様に影響を与える銀行、商工会等の組織と比較し、その中でも私達の役割は重要な意味を持つと感じます。会計事務所業界は50年もの間、サービス供給サイドからの業務アプローチを続けてきました。しかし、受益側であるお客様の視点に立って考えたとき、財務(税務会計、事業承継、資金調達等)だけでなく、ヒト(教育、賃金等)、モノ(マーケティング等)、コト(業務プロセス改善等)など様々な問題解決が必要とされています。これらのニーズに対して、問題解決の仕組みであるP-D-C-A(計画、実行、評価、改善)サイクルの循環型経営の仕組みをお客様へ提供し、お客様自身で自らの業務改善を行っていく「自立型企業」となっていただけるような支援を弊社の基幹業務として実施しています。
また、お客様からご依頼を受けた事項に対して各監査担当者の解決能力を限界とするのではなく、信光経営グループ全体として問題解決に当たるという考えにシフトさせ、従来の会計事務所の業務の枠を超えた業務展開ができるよう内部の組織体系を変化させてきています。また、弊社の能力の限界を会計事務所業界の限界としないため、外部ネットワークをも駆使し業務提供を行っていく体制を整えています。信光経営グループ全体として業務展開を行うことで、お客様の安心感をより広げることを目指しています。
まず自立型企業の育成支援方法として、すべてのお客様と決算報告の際に今後提供するサービス内容について業務提供計画を締結しています。業務提供計画書には、支援計画及び支援内容に対する報酬を明記し、お客様に内容をご提案し、お客様からご要望・ご承諾をいただいた上で業務を実施します。お客様のニーズと、我々の提供業務を一致させてこそ、お客様に満足をしていただけるサービス提供と考えるからです。
業務提供計画書は、計画通りに業務を進めているのか確認と評価を行い、提供方法を常に見直しながら支援を行っていきます。現在のお客様の満足度調査結果もホームページ上に掲載しております。
また、内部の体制としてはお客様と直接担当者のみの関わりという会計事務所が多い中、直接担当者を中心に、約10人のチームを編成し支援体制を整えています。お客様一社一社に対し多くの人材が関わることで、他の担当者のアドバイスが欲しい、日程を合わせて欲しい、いつでもすぐに対応してもらいたい、という様々なニーズに対応できる体制を実現しています。
医業のお客様には、財務関連のサービス提供として診療収入の分析を行っています。診療収入が増加又は減少した理由を、患者数、診療単価、受診回数、診療行為などから分析し、月々の試算表又は決算報告の検証材料として活用しています。
また、分析値を診療科別、医薬分業の有無によりデータベース化することで地域別、県単位、全国単位までの比較検証も行うことが可能となっています。
医業データベースは、診療所に対する社会からの評価・認知を測定するものですので診療所ごとに様々な特徴をつかむことができ、問題発見から解決策の検討、今後の方向性の決定に大きく役立つものとなっております。その他に現在、診療所スタッフの賃金のデータベース化を進めており、診療所経営で発生する「ヒト」の問題を解決するための資料としてサービス提供を開始する予定です。楽しみにしていてください。ご興味をもたれた方、お気軽にお声がけください。
お客様からの信光経営グループ全体に対する信頼性を高めるために、業務の標準化・情報の共有化・社員の成長研鑽による質の確保の3つを重点項目として取り組んでいます。具体的には、ISO9001に沿った業務の進行、毎朝のミーティング、監査訪問記録の回覧による情報共有、月末には計画に対する業務進捗の確認と評価、改善策の立案をチーム単位、会社全体の会議体編成により行っています。
人材については、月一回の経営理念の共有化会議、個人の目標管理を行うことで育成に努めています。社員に対してもお客様に対しても、最も重要視しているのは「自立」ということであり、問題解決や正しい結果を導き出すための「プロセス」に大いなる価値を見出し、実感することをテーマとして取組んでいます。
弊社が地域社会の一中小企業として活動を行い、地域・中小企業活性化のために常に進化・成長し続けることで、その先には人類の幸福な姿が実現すると信じています。
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