山田紳太郎先生:学生時代は理系で大学では物理学を専攻しました。そこで環境会計という学問に出会い興味を抱きました。環境会計に関わることができる仕事がしたい、理系的な発想をもって文系的な表現で仕事がしたいという想いから公認会計士を目指し、今に至ります。
山田希恵先生:実家が鯖江で眼鏡卸業を営んでいたため、幼い頃から自営業が身近な存在でした。事業は順調だったのですが、バブルがはじけてから両親がよく資金繰りの話をするようになりました。その光景を見ていたこともあり、「経営者を助ける仕事をしたい」という想いが強くなり、公認会計士を目指しました。
2012年東京で個人事務所「公認会計士・税理士 山田総合会計事務所」としてスタートし、5年ほど経過したのちに法人化しました。夫婦でスタートしましたが、事務所名を決める際には、誰もが活躍できる事務所にしたいという想いから「山田」の名前は外しました。事務所のみんなで候補を出し合い、飛行船が上空をスーッと飛んでいくように、お客様とともに伴走し、成長していきたいという想いを込め、造語ではありますが「SkyShip」としました。
創業支援は、開業当初からずっと続けています。また、創業支援を行う中で、「お客様の事業にとって必要なサポートで私達にできることはなにか?」を考えながら、お客様の状況に対応するために、徐々にサービスメニューを増やしてきました。
一般的な税理士事務所では、税務顧問+決算・法人税申告+記帳代行等のいわゆる「過去会計」が業務の中心になります。もちろん弊社でも過去会計業務は当然行っていますが、未来に目を向け、経営者が財務を正しく理解し積極的に活用できるようにするための財務的な支援(資金調達、事業計画の策定、資金繰り予測等)に力を入れています。
また、現在はクラウドを活用した経理改善コンサルティングにも取り組んでいます。
自分たちもゼロから創業し、創業支援から税務顧問の流れでお客様とともに成長してきました。そのおかげもあり、財務支援、MAS監査、クラウド導入支援など、自分たちもできることが増えてきました。
税理士業務はAIの進歩で無くなる業種の一つと言われています。
時代に取り残されないように、お客様に選んでいただける会計事務所を目指していきたいです。AIは過去を分析することはできますが、分析した結果を元にお客様と一緒に悩み、寄り添って経営を進めていくことはできません。AIではできない価値を生み出し、お客様へ還元したいです。
私たちは「財務×コンサルティングで中小企業の経営を変えていく」ことをミッションとしています。この強い決意をもって、名前に込めた想いにもあるように「経営者ともに伴走していきたい」、「経営者の想い描く理想の実現をサポートしていきたい」と考えています。
日々の日報を登録するだけで簡単に工数の分析ができるところが一番助かっています。「報酬と工数のバランスに問題はないか?」「お客様へ十分なサービスが出来ているのか?」工数分析をすることで工数と単価を基に、日々の業務を客観的に見ることができるようになりました。その結果、所内全体の時間意識を変えることができ、お客様にもより誠実に向き合えるようになったと思います。
山田紳太郎先生:経営者には経営者にしかわからない悩みがあります。お悩み事にはいつでも相談に乗ります。お悩みを解決するための判断材料の一つに会計事務所を使ってください。
山田希恵先生:会計事務所というのは単に数字を処理するのではなく、みなさんの経営を相談するパートナーとして信頼していただきたいと思います。企業の成長のために精一杯ご支援できればと思います。