A.もともと出身校が商業高校で、簿記を学びその面白さを感じました。商業高校は在学中に各種検定試験を受ける機会があり、試験に向かって勉強していくことも自分の性に合いました。さらに両親からの「これからは女性も社会に出て働く時代だから何か手に職を」という勧めと、父が社労士事務所を経営しており士業にも馴染みがあったことから、税理士の道を目指しました。高校卒業後、札幌の大原簿記専門学校でまずは簿記1級の勉強を始めて、25歳で税理士資格を取得しました。
最初の2年半は大原の専門課程で勉強しましたが、その後は大原でアルバイトをしたり会計事務所で実務経験も積んだりして勉強を続けました。勉強を続けていける環境がありがたかったです。
A.感謝に応えられるような仕事ができたときは、非常に楽しいし面白いと感じています。
資格取得をしたころは20代でしたが、若い時分に頼っていただけたこと、感謝のお言葉や「頼りになるね。」というお言葉を頂けたことがとても嬉しかったですね。
A. そうですね。独立後は、お客様に愛情をもって深く関わることができるようになったため、より一層やりがいを感じています。税理士資格取得後に勤めた税理士法人では、規模が大きく勉強になる部分も多かったのですが、組織の中での仕事だとどうしてもお客様と向き合う時間に制限が出てきてしまいます。その点だけが非常にもどかしく、独立したら自分が全てを見られるようにしたいと思っていたため、お客様と深く関わることのできる今の環境は非常にやりがいがあります。
A.お客様からも愛情をかけていただいていますし、一緒に成長をしてきたい、売上が伸びれば一緒に喜んで、困っているときに一緒に悩む立場でいたいなと思っています。
A.月次・決算のような一般的なものはもちろん、お客様のニーズに合わせたサービス提供を心掛けています。決算の3か月前には必ず決算予測の表を作成したり、役員報酬を決めるために期首に予測を立てたり、MyKomonの相続試算シミュレーションを使ってお子さんたちにどのくらい相続税がかかるのかをシミュレーションしたりしています。
平成19年に独立開業して今年で17年目ですが、お客様の代替わりの時期が重なっており、相続財産シミュレーションが大活躍しております。
A.柔軟なスタッフの働き方でしょうか。スタッフのほとんどは一度家庭に入って、子供をある程度育ててから社会に戻ってきた女性達です。パートさんには今もお子さんを育てている方もいます。子供を育てながら働くというのは一時のことだから、極力子供を中心にとは言っています。
例えば、小学校があれば朝早くに子供を見送ってから出勤できますが、夏休みのときは9時からしか学童があいていない、ということで時差出勤を認めました。自分自身も娘が小学生の時に自宅兼事務所に娘が帰宅する際に、私が不在にしていたらスタッフが出迎えてくれました。
子供の野球の試合が最後だから、という話があれば事務所全員で「行っておいで」と声をかけられます。お互い様ですから。開業して3年目からずっと働いているスタッフをはじめ長年勤務してくれているスタッフも多いです。
A.そうですね。彼女達は家庭のために働いていますが、本当に一生懸命事務所のために働いてくれていると感じます。その姿を見ていると、彼女たちと自分とで何が違うのかと感じます。私は税理士という立場で仕事をしているのでどうしても自分にスポットライトがあたってしまうのですが、彼女たちにも社会の一員としてこういうものを作り上げている、という自信のもとで仕事をしてほしいと思っています。それがMyKomonとの出会いにもつながっています。MyKomonを通じてスタッフが自らIT化、DX化を目指して、第一線の仕事をしていると自信を持って取り組んでくれたらと思っています。
A.スタッフが色々使っているので、彼女たちにも聞いたほうが良いかなとも思いますが(笑)、私自身がよく使っているのは業務報告書です。手書きのお客様との打合せ内容を業務報告書に添付しています。次回のお客様との面談時に、これまでの業務報告書を確認して話をしています。MyKomonを導入する前は重たいファイルを持ち歩いて訪問していましたが、いまはPC1つで訪問できます!
A.男性の税理士が多いなかで、中小企業の経理を担当するのは奥様であることは多いのではないでしょうか。女性ならではの目線・同じ感覚で気さくに話ができるかと思います。また年齢的にはまだ若手ですが実務経験は長い方だと思っています。
ともに成長していきましょう!