もともとサラリーマンとして一般企業に勤めるより経営者として独立したい気持ちがありました。大学在学中に政治経済学部で会計を勉強していたこともあり数字を扱う業種の中でも、企業の参謀として経営者に寄り添える税理士という職業に魅力を感じました。
義永先生
パチンコ台の原版をデザインするお仕事をされているお客様から言われた一言が心に残っています。
“会計士・税理士はクリエイターであること”創造力を働かせて常に新しいものを作り出す職業でなくてはいけないという意味です。回収した資料を基に試算表を整え報告するのみにとどまらず、お客様との会話の中で新しいアイデアを見出し提供することが大切であると感じた出来事でした。
社名のS・V・CのSはSincerity(誠実)を表しています。お客様のお話にとことん耳を傾け、引き出されたニーズに対して誠実に接することを意識して仕事をしています。
VはVitality(活力)を表しています。能力向上のため勉強会を開催したり、職員別に設定した目標に対し達成できるようサポートしたりすることで職員の自主性を育んでいます。
CはCreativity(創造力)を表しています。お客様向けに経営レポートを提供したり、所内の改善活動として職員から業務効率化から備品の修繕まで様々な提案をしてもらう制度を作ったりと、クリエイティビティを醸成するための仕組みを整えています。
経営ビジョン
働き方改革によって勤務時間が制限されたりコンプライアンスに則った指導が求められるようになったりと、時代の流れに合わせて業務内容を柔軟に変化させています。お客様のニーズに対し親切かつ誠実に応えるためスカイプやメールを利用し対応させていただくことを提案したり、法令を遵守するため指導することもあります。私たちの意見に理解を示し、賛同してくれるお客様とより良い関係を築いていくことを心がけていますのでお客様都合の関与切れがほとんどありません。一方昭和43年に榎本公認会計士事務所として創業して以降50年が経ちますが、“お客様に対して誠実に対応すること”については創業時から変わっていません。
“誠実であろうと考え、行動するスタッフ一人一人の姿勢”ですね。来社してくださった方には所内にいるスタッフ全員が立ち上がって挨拶をしていますが、私が指示したわけでなくスタッフが率先して行っています。資料を運んでくれる宅配業者の方についても仕事を遂行する上でなくてはならない存在ですので、感謝の気持ちを示しています。
集合写真
理由は2つあります。1つ目は若いスタッフが入社するに当たり先輩スタッフに対して質問しやすい環境を作りたいと思ったためです。2つ目は複数担当制を採用しチームで仕事に取組む体制を整えており、メンバー同士が議論を交わしやすいよう配慮したためです。個々人に合ったスタイルがありますので、フリーアドレススペースとパーテーションで区切られた固定席のスペースが混在している状況です。
所内写真
お客様に訪問し直接やり取りするお客様支援部と所内で月次や申告書作成業務を行う業務部があり製販分離を行っています。業務部に所属するスタッフの中にはお母さん方も多いので、仕事と家事が両立できるよう配慮しています。
進捗管理表についてはこれからの繁忙期に向けて所内業務の見える化を図るうえで活用しています。ネット環境さえあればどこでも進捗状況が確認できるので便利ですね。フォーラムでは外部の専門家に対して直接質問を投げかけることができるほか、MyKomonの利用事務所が過去に質問した情報がデータベースとして蓄積されているので事例研究に役立っています。会計担当者養成動画はスタッフが入社した際に正社員・パート問わず視聴してもらっています。税法のみならず幅広い分野を網羅しているため勉強になります。
“一生のお付き合い”という言葉がありますが、今関与しているお客様のお子さん、さらにお孫さんの世代に渡り“一生、二生のお付き合い”ができる関係性を築いていきたいです。“誠実に対応すること”を意識し、お客様と一緒に考え、悩みながらともに成長してまいりたいと考えています。
“活力と創造力を以って誠実に経営をする”という理念に共感いただければ経営指針に取り入れていただき、一緒に考え、悩みながら歩んでいけるパートナーとしてお手伝いさせてください。