学生時代は旅行が好きで、社会人になってからもバックパッカーとして東南アジア周辺を旅行したり、ダイビングをしたりと、今とはまったく別の生活をしていました。 もともと事業を起こしたいという気持ちが強く、学生時代に税理士資格の勉強をしていたこともあり、資格を取得後、税理士として独立しました。
そうですね。当初は、20代中頃で試験合格、30代頭で独立し、40代頭から税理士業とは別の事業をやろうと考えていたのですが、実際は35歳で独立し、今年でちょうど10年目を迎えたところです。大幅に予定がずれてしまいましたね。この調子ですと定年まで税理士一直線です(笑)。
「数字に強い経営者を育てること」を経営理念においています。
どういうことかというと、「キャッシュフロー経営」を経営者様に目指していただくということです。
損益は経営者の方々はよくお分かりなのですが、資金繰りを理解するのはなかなか難しいようです。
会社を始めたころは、取引規模が小さいので通帳を見ていれば社長の頭の中で資金繰りはできるのですが、規模が大きくなってくると翌月末の支払いは大丈夫なのか?今後の資金はまわっていくのか?といった不安の中、日頃経営をされている経営者が多いように思います。
そこで社長ご自身が資金繰りについてご理解いただけるようになることをコンセプトに、月次レポート、決算前検討会、決算診断などのサービス提供を行っています。
税務に関することに限らずお客様と接点をもたれていらっしゃるとお伺いしたのですが。
はい。顧問先の方々にお声掛けして異業種交流会をはじめ、忘年会などを行っています。最近なかなか景気のいい話を聞かないので、顧問先様同士のビジネスマッチングの場にしていただくということと、日頃の感謝と応援の意味を込めてこういった取り組みをしています。最近はフットサル大会なども行っていますね。
スポーツをすると熱くなって盛り上がれるところは皆さんに喜んでいただけているようです。
日頃は社長様のみとのお付き合いですが、チームスポーツを通じて社員の皆様とも交流できる点でお互いの理解が深まり良い仕事に繋がっていると思います。何社か集まると100名を超える規模になるときもありますね。大会のためにかなり練習されていらっしゃるチームもあるんですよ。
お客様の成長・発展のためにお仕事をさせていただくという姿勢は、どの会計事務所にも負けない強みだと思います。おかげさまで、本年で創業10年目ですが、お客様からの解約はほとんどありません。
「運がない人は経営してはいけない」「運は自分でつくるもの」と私は考えています。
運とは、自分が困ったときに周りの人が自然と助けてくれることです。ビジネスは一人で行うものでなく、顧客、取引先、従業員、その他周りにいる方すべてが関わってきます。周囲との関係性を大切にする方には必ず運がついてきます。ぜひそういった「運」を持った経営者になっていただきたいですね。
北青山税理士法人
http://www.k-accounting.com/
梶井先生ありがとうございました!