経営理念という言葉は、まだまだおこがましくて自分が発言する域ではないと思っております。私の自論もまだありません。
お客様の思想・考え方は10人10色であり、またそのうちの一人の思想・考え方も年々、変化していきます。
職種がら、われわれ会計事務所の役どころは経営コンサルティングではなく経営サポートであると考えております。
そういう意味では経営者のそばに就かせていただき、経営者の考え方を熟知し、私どものできる範囲内において協力させていただくことを念頭におき日々の業務に取り組んでおります。
創業1年半ということもあり、初期のお客様を中心にこちらがお世話になっていることの方がまだまだ多く、また、既存のお客様には、「当事務所を選んで本当によかった」と思われるようにと思っている次第です。
現段階においては、「くるものこばまず」の姿勢で日々の業務・新しい業務を受け入れております。具体的には、下記の業務を行っています。
・私の出身地に位置する京都の金融機関において、弁護士・社労士・さらに今回当事務所を取り上げていただいた(株)イーコール社とともに金融機関主催の経営者クラブのオンライン・オフラインによる経営サポートの一員として活動。
・大阪市内の新聞販売業の発行するミニコミ誌の税務相談コーナーの執筆。
・他のFPとともに発足したスタディグループの開催会場及びCFP中心のNPO法人の設立準備(平成17年1月設立予定)。
・平成10年より、専門学校におけるFP講師(タックスプランニング・相続事業承継・不動産にかかる税金)。
・平成13年より、専門学校における弁護士秘書養成講座の簿記会計選任講師。
業務ツールとしては、開業後いろいろなツールを見る中で群を抜いていると思います。長年の会計事務所の私自身も会計事務所業界において16年の経験があり、内容のひとつひとつが、現実的でいいものだと感じております。
実際の活用面ですが、現段階においては個客ボックスの報連相を中心にメールのやりとりとして利用しております。顧客には当事務所の付加価値として、あまり押し付けずに徐々に利用していただいております。
当事務所への顧客のニーズは、相談相手でありブレーン的な位置づけの方が多いのが現状です。反面、記帳を中心とする作業面も頼まれることが多いのも現状です。
そのなかで当事務所とすれば、専門家としてやはり相談相手・ブレーンとして役立ちたいのが本心です。したがって、付随する記帳代行の部分は、顧客の理解を求め、顧客側で対応していただくか、提携する記帳代行会社と連携するかの選択をしていただくようにお話をしております。
当然、相談相手・ブレーンとしてやる以上は、他の専門家や金融機関等との連携や情報入手も大切になりますが、よりよいサービスができるのではと考えております。