税理士を目指したのは、阪神大震災の時です。私は大阪で町工場を営む父親の背中を見て子供時代を過ごしていました。そんな中、阪神大震災の被害により父親の工場や周囲の工場、商店街などの多くが廃墟となりました。子供のころ優しく接してくれた近所の商店主さんや工員さん達へ何かサポートが出来ないか、この思いが原点です。中小企業の身近な専門家である税理士として経営に役立てないかを考え、記帳や申告などの作業に留まるのではなく、中小企業の財務問題の解決を目指しています。
弊所は、顧問先企業の黒字化と黒字会社特有の問題解決に特化した事務所です。
税務戦略と財務戦略を駆使し、黒字化や高収益化の設計図を社長や経営幹部の皆様と一緒に作り上げます。フロー項目を詳細に分析し、将来あるべき貸借対照表をどのように実現するかを話し合います。また、時間価値を意識して無駄な時間をあぶりだし、正しく増収・増益に繋がる行動に集中していただくなど、社長が成長や利益を生む活動に集中できる環境作りからお手伝いします。9割以上のお客様を黒字会社に変えてきた実績から、黒字会社特有の問題解決のノウハウを蓄積しております。
今後は、中小企業のためのDXとファイナンス支援に力を入れていきます。DXでいくと、自動化とデータの蓄積、顧問先の経営判断に有用なデータの提供、コミュニケーションの円滑化(わかりやすさ)。ファイナンス支援でいくと、事業参入、撤退、転換の意思決定を素早く行うためのリアルタイムな企業(事業)価値や最適資本構成の算出、迅速で多彩な資金調達など、経営意思決定の支援が可能な事務所を目指していきます。
弊所の存在意義は中小企業に良くなっていただくことです。経営者、従業員の皆様に幸せになっていただき、その姿を見て私たちも幸せを感じられる事務所でありたいと思っております。
昔、親の代に経営不振に陥った会社の跡継ぎ社長と一緒に銀行や保証協会との泥臭い折衝業務を手がけていました。その時、「税理士がこんなことまでやってくれるの?」と社長が驚き喜んでくれた姿はいまでも覚えております。
またコロナ以前からクラウドソフトやPC遠隔操作によるお客様業務の支援、テレビ会議などを積極的に取り入れてきました。そのことでサービス品質を維持しつつ効率化を図り従業員の残業ゼロを実現しました。
泥臭い人間的な温かさと、最新の技術を車の両輪のように新しい価値を生みつづける事務所でありたいと願っております。
MyKomonは弊所にとってなくてはならない存在です。電子会議室の活用で事務所内の情報共有、顧問先との円滑で効率的な情報共有ができ、コミュニケーションエラー防止に役立っています。従業員間、顧問先間のやりとりに無駄がなく効率的に行え、漏れなく確実に行う仕組みができました。
さらに業務報告書や日報がデータ(履歴)やノウハウの蓄積を可能にしてくれます。蓄積した報告書データがそのまま自動で整理されるため、後の検索も簡単に行えます。紙やワード、エクセルで管理していた時のような「探す時間」がいりません。このことで蓄積した情報を実際に生きたデータとして活用することができます。
弊所では、グループウェアの選定に約1年間熟考してきました。価格、機能、継続性、フォロー体制等様々な点で悩みました。私共の業務に確実に役立ちかつ実際に運用できるツールであるかを重視し、最終的に税理士業務や業界に精通し信頼できる名南経営様が開発し運用されているMyKomonを選択しました。
導入から1年が経ち、この選択が正解だったと確信しております。
人の問題、お金の工面、売上の問題、税金の負担、銀行との関係など、社長は多くの問題に直面します。事業を無事軌道に乗せることに成功した社長でさえ、数字面での弱みがあり、致命的な経営リスクや税務・財務リスクに気づいていないことが多々あります。
私自身も多くの問題に直面する経営者の一人です。社長と同じ目線、同じ当事者意識を持ち「答えのない問い」を社長と一緒に考え続ける税理士でありたいと願っております。
「社長の成功こそ私たちの仕事」が、創業以来の有馬会計の想いです。
ぜひ社長の夢をお聞かせください。我々は社長と共に未来を創ります。