一番は運送業を営んでいた父親の影響です。
平日は遅くまで働き、土日も仕事に行く。まさに典型的な中小企業の社長で、大変さを肌で感じながら過ごしていました。
大学進学時に「自分の道を決めろ」と言われ、高校では野球漬けの毎日を過ごしていた私が
税理士の道に進む選択をしたのは、父を見て、「中小企業を支えたい」と思ったからに違いありません。
資格勉強には苦労しましたが、その想いや周りの環境のおかげもあり5年で取得することができました。
お客様が成長していく姿を見るのが何よりの喜びです。
父の影響もありますし、私が働き始めたときはリーマンショックがあった大変な時代でした。
当時は何度、深刻な相談をされたかわかりません。中小企業経営の大変さを感じてきたからこそ、お客様の成長を見るのは嬉しいですね。
お客様の「先生ではなく、パートナー」になることが理想です。そのために、事務所で大切にしたい価値観を5つ掲げています。
・仕事に真摯であり、クライアントに正直でありつづけること。
・遠い存在の会計事務所ではなく、隣のデスクにいる感覚で。
・一人ひとりが能力を高めて成長し、クライアントのリソース不足を解消する。
・社会環境の変化に対応する。
・最高のパフォーマンスは、ストレスのない職場環境から。
クライアント様にとって「税金の手続を依頼するところ」ではなく、「経営のパートナーみたいな会計事務所」と思っていただけるように走り続けたいと思います。
理想を実現するためには、お客様との密なコミュニケーションが必要ですが、電子会議室がとても役に立っています。クイックレスポンスができたり、お客様とのやり取りが見える化するほか、特に効果を感じるのは、お客様への報告業務です。テンプレート設定ができるのであらかじめ用意したテンプレートに数字を入力するだけで、月次や決算の報告ができるので、メールで文書を1から作成していた時に比べると、とても助かっています。早く情報をお届けできるので、お客様からも喜ばれています。
税理士選びのポイントはズバリ相性です。
税理士は比較検討することが少なく、また一度契約した税理士から変更することも滅多にありません。
ただ、最も身近に経営の相談ができる税理士をすぐに決めるのはもったいない気がします。私も新規のお客様に契約いただく前は複数の税理士にお会いいただき、比較検討することをおすすめしています。
何でも相談できる、信頼のおける税理士に依頼していただきたいです。
私もそうあるように、経営者の方のパートナーとなれるように活動していきます。