商業高校への進学と父が中小零細企業の社長であったことがきっかけです。
中学時代にやっていたバンドの先輩から勧められ、実家から自転車で10分の距離にあった「若松商業高校」に進学することにしました。
若松商業高校に進学すると、はじめて簿記の授業があり、他の科目はほとんど赤点に近い点数であったのですが、なぜか簿記だけは勉強せずに常に高得点でした。
その時、自分に簿記が向いていることを自覚し、自慢みたいになって恥ずかしいですが、ほとんど勉強せずに高校在学中に日商2級まで取得することができました。他の科目は赤点で教頭先生に別室で指導されていましたが(笑)
そこで簿記の勉強を活かせる仕事を目指そうと思い、会計士か税理士を考えていたのですが、税理士を目指そうと思ったのは私の父がきっかけです。
私の父は会社の社長でして、その時にお願いしていた税理士が社長の良き相談相手というイメージでした。会社の社長というものに関心もあり、またご支援していきたいと強く思ったため、目指すことにしました。
最初から規模の拡大を目指すと、事務所運営が追い付かずに、私も従業員も疲弊してしまい、「事務所の空中分解」や「従業員が定着しない」等が起こりかねないので、すぐすぐの規模拡大は目指しておりません。適切なサービスを行って、まずはお客様に喜んでいただき、事務所基盤を整えてから徐々に規模は拡大していきたいと考えています。
将来的には職員を増やしていき、一人一人が社長の視点で物事を考え、寄り添い、社長のことを第一に考える、親身な事務所にしたいと考えています。
社長は会社のこと従業員のことを24時間365日考え、思っておりますので、我々が社長のことを一番に考え、サポートできる存在でありたいと思います。
今は事務所の基盤づくりとして育成スケジュール、事務所業務や各種会計ソフト、申告ソフトマニュアルの作成等を行っております。業務についてはマニュアル化できるのですが、言語化・マニュアル化が困難で、一番難しい「お客様とのコミュニケーションの取り方」については、MyKomonの業務報告書でお客様と話した内容を記録し、蓄積したデータを教材として職員の勉強材料にする予定です。
平均年齢が60歳以上である税理士業界において私は若手になり、社長の年齢より若いため、文字通り社長を最後までサポートできます。
また、今後労働人口が激減していく日本において、ITを活用した労働生産性の向上は全業種の大きな課題になりますが、HP作成やYouTube配信等、私自身がITツールを活用しておりますので、IT活用に関するご相談にも対応可能です。
今は自分の業務の抜け漏れを防ぐためにスケジュールやToDoリスト、お客様への情報提供でニュースレターも活用しております。
まだ活用し始めたばかりですが、将来的に職員を採用した時のために業務報告書の作成、職員の勤怠管理、業務生産性分析など活用を進めていくつもりです。
若輩者である私が経営の諸先輩方に一言を言うのは大変恐縮ですが、決算報告の際には税金が高いからという理由で手許資金を減らして節税を行う社長がいらっしゃいます。これでは節税によって本来の納税額以上に手許資金を減らしてしまい、将来会社を大きくするという本来の目的から逸れ、本末転倒です。税金は経営コストの一部と捉えていただき、適切な節税を行った上で、税金を支払い、大局を見誤らないことが大事だと思います。
また、数字については細かく見るのではなく、十万単位、規模によっては百万単位で売上や費用を捉えて、利益が取れているか、大きく数値を捉えることが大局を見誤らない意思決定ができ、大局を見極める上でも重要だと考えています。
最後に私は関わったお客様の経営についてのお悩みだけでなく、社長個人のお悩み
なども解消できればと思っております。お困りのことありましたら、お気軽にご相談ください!