中小企業経営者、個人事業主の皆様に 大学生であった当時、私はバーテンダーという仕事に熱中しており、日本一のバーテンダーになるために日々精進をしていました。その仕事の中で、様々な職業や立場のお客様とお話させていただく機会もあり、人との会話がとても好きになっていきました。
そんな私に当時のお客様が、「刺激になりそうな人を紹介してあげるよ」と紹介してくださったのが、後に弟子入りすることになる税理士の先生だったのです。
大学生時代の私は正直、「将来お金をどう稼ぐか」という不安がありまして、その先生の「じっくり永く同じお客様と関われる税理士は安定した稼ぎもあるしやりがいもある、是非税理士を目指してほしい」という言葉に感化され、興味が沸いてきて勉強してみることにしました。
当初、「税務会計は難しそう」というイメージがありましたが、実際に勉強してみると、伝え方や関係性で難しい印象を与えてしまうことが非常に多い領域だと感じました。重要なのは「コミュニケーション」だと分かり、バーテンダーで磨いた対話力を活かせると確信しました。それから、お相手とのコミュニケーションを重視した「税の翻訳家」を目指して税理士を志したという経緯があります。
意識していることは最初から変わっておらず、とにかく「コミュニケーションの力」ですね。私だけでなく、スタッフも全員コミュニケーションが大好き、コミュニケーション能力を高めたい人たちです。スタッフ同士仲良く、和気藹々な組織になっています。
事務所を設立して1年目から、コミュニケーション能力重視で業界・業務経験を問わず採用してまいりました。現在は未経験者の採用がほとんどです。
技術や知識については、世の中に充実した教材もありますので教育できますが、その情報を伝える方法や相手への気の遣い方などは本人のこれまでの環境や素質によるところが大きいので、後から教えるのが難しいのです。ですから、私はこの部分を重視して採用・教育をしています。
今後は技術・知識がAIに置き換わってくるでしょうから、ますますスタッフ一人一人がお客様とのコミュニケーションを好きになれるか、にかかってくるのだと思います。目指しているのが「税の翻訳家」なので、得た知識をお客様に合わせて翻訳する力は当然必要です。加えて、私が「情緒力」と呼んでいる、お客様が何を望んでいるかをくみ取る力を育んでいきたいですね。
そういう意味で、私の事務所を支えているのはとにかく「人材」に尽きるのかなと思っています。
税理士は「情報」が求められる時代になっており、今後もそれは加速すると考えています。「いい話ない？」「いい人いない？」というような相談に対応するためには、やはり出せる情報を多く仕入れる必要があります。
そこで、私はとにかく人に会い情報収集役に専念したいと思うようになりました。そのため、顧客担当者としての窓口はすべてスタッフに任せるようにし、私はとにかく人に会って多方面から情報を集めるようにしています。
集めた情報は優秀な担当スタッフに随時共有し、最大限に活かしてもらう。この循環を生み出すことでお客様に喜んでいただけると信じています。
また、関わる企業様が多いほど事例も集まりますので、とにかく多くの関わりを生むためにスタッフ・お客様の拡大を続けていきたいです。
愛媛の有名なパーソナリティさんと一緒に、お客様の企業にお邪魔しながら県内の魅力を紹介しています。お客様のご紹介にもなりますし、WEBサイトを通じて私のことを知ってくださった方に、「話しやすそう」「相談してみたい」と思っていただけるようで、初めての顔合わせからすでに親しい感覚になっていただいていることも多いです。
お客様の広報支援と、文字だけでは伝わらない情報を発信できる手段として、今後も続けていきたいです。
コミュニケーション重視と言いながらも基本業務は疎かにできません。信頼していただいているお客様を裏切らないために、やるべきことはきちんとやります。業務管理にMyKomonの進捗管理表は欠かせないですね。もちろんスケジュール管理もフル活用しています！組織が大きくなるにつれ、情報共有の有難みを感じます。
お客様とのやり取りは、電子会議室・共有フォルダで効率的かつ丁寧に行っています！お客様にも安心して相談いただけるので重宝していますよ。
教育面でも、未経験スタッフの採用を行っているため、入社6ヵ月ほどは会計担当者養成動画で基礎知識をインプットしてもらうようにしています。
MyKomonが事務所経営の基盤になっていますね！いつもありがとうございます。
情報量も情勢変化も多い時代になり、経営者様のお悩みも尽きることはないと思います。気軽に相談できる相手としてご縁があればと思っています。ご興味がありましたら、ぜひYouTubeも覗いてみてください！