親会社は上場会社であり、公認会計士の顧問がついています。当社には会計事務所の顧問がついておらず、決算の時だけ親会社の会計士に処理してもらっております。決算処理については親会社の方針に従う必要があり、従来どおりの体制で全く問題がありません。
しかし、日常のちょっとした仕訳処理などで不安になったとき、直接の取引があるわけではないので、親会社の会計士にはなかなか気軽にご質問することができず、本やインターネットで延々と調べものをして過ごすという状況でした。もし、決算処理以外の日常実務で気軽に質問できる専門家がいたらいいなと思うようになり、「MyKomon会計事務所の会」というホームページを通じて、お問い合わせをしてみました。
その結果、私と同年代で同姓の税理士さんに出会うことができました。私と税理士さんは、電子会議室というインターネット上の専用ページを共有し、必要なときに気軽に質問を書き込んでおくと、税理士さんからわかりやすい回答をつけてくれます。お陰で仕事がはかどり、今までは満足に作れなかった会議資料などにも、時間を割くことができるようになりました。
電子会議室は、IDとパスワードで管理されており、外部の人には見られないようになっているそうで、安心していろんな質問をすることができるし、過去の質問と回答の履歴がずっと残るので、いずれは当社の経理部門にとっての財産になるだろうと思います。
会計事務所さんとこんなスタンスの顧問契約ができるなんて知りませんでした。日常の簡易な質問は、気軽に聞ける税理士さんにインターネットで対応してもらい、決算の時は、親会社の方針や当社の詳細を把握している従前の会計士さんに処理をしてもらうといった具合に、状況に応じて2人の専門家にお世話になる形が、当社にとっては最も合理的であり、満足しております。