会計事務所インタビュー

MyKomon会計事務所の会に参加している会計事務所の最近の活動や取り組みをご紹介します。

※掲載情報は、インタビュー当時のものです

「お客様の旗振り役として成長し続ける事務所を目指します」

積極的に地元である佐伯市に貢献する活動を行われている清家先生。笑顔とお金、そして人の循環に関わっていきたいと、素敵な笑顔でお話ししてくださいました。

Q.清家先生が税理士を目指されたきっかけを教えてください。

A.親戚が佐伯で税理士事務所をやっていましたがそこには後継者がおらず、大学4年生の時に親戚の
税理士事務所を継がないかという話をいただいて税理士を目指したのがきっかけです。元々は簿記も
知らず税理士という職業も知りませんでした。

ダブルスクールをしながら資格取得を目指し、一度は親戚の税理士事務所に勤務しましたが継ぐのを
辞め、トーマツコンサルティングへ転職しました。トーマツコンサルティングで企業再生や経営改善を学び、
その後独立開業をし、現在に至ります。

Q.様々な経験をされて、現在の事務所を開業されたのですね。

A.はじめは夫婦2人でゼロからスタートしましたが、周囲からの助けもあり顧問先も増加し、
初めて職員さんを雇ったのは開業して23年後ですね。今では来年の新卒採用も行っており、
また新しい職員が増えます。来年事務所を新築し、半分はシェアオフィスにして、事務所の前には
子供たちの遊べる場も作る予定ですね。

新しい事務所では、経営者サロンや学生向けのお金の授業・目標設定の方法などをお伝えする新しい
取り組みを検討しています。学生向けの授業では佐伯市にもさまざまな企業があることを知って
もらう機会にしたいと考えています。

Q.地元に貢献する活動を行っているのですね。
 他にも取り組まれていることはありますか?

A.佐伯市の人口が年々減っており企業の後継者がいないという問題を解決するために、私自身が中小企業の
オーナーとなっています。現在2社のオーナーです。人・物・金・情報もシェアできれば地域としての生産性が上がるのではないかと考えています。そのためにまずは私たちが旗振り役として先頭に立ち、笑顔とお金を両立する『グッドカンパニー』になります。

Q.事務所の強みや特徴を教えてください。

A.トーマツコンサルティング時代に銀行の方々と関わりがあったため、金融機関との仲が良く、銀行
借り入れの知識があるという点や、再生や経営改善の経験があるため、創業から考えたように経営
できていない企業まであらゆるステージで関与できる点が強みです。

Q.事務所として今後力を入れていこうとしている取り組みはありますか?

A.私たちの事務所でも作成しているような理念の作成・浸透や、未来会計(将来計画)、チームビルディングに力を入れていきたいです。他にもキャッシュフローコーチの活動も行っており、中小企業の本業に貢献したり、決算書をわかりやすく伝える活動をしたりしています。
未来会計に力を入れていますが、もちろん税理士の本来業務である過去会計も力を入れています。

Q.先生が目指す事務所像を教えてください。

A.ミッションとして笑顔やお金が循環する仕組みを作りたいと考えています。事務所がきっかけにいろんな
ビジネスが回り、事務所としても様々な学びができる場所になっていきたい。
経営者が成長するためには我々が成長し続けなければならないと考えています。

このような事務所になるための取り組みとして、理念の浸透や新卒の採用、コンサルティングの知識の習得を
行っていて、この取り組みを職員さんが佐伯市の方々に落とし込んでいけたら良いなと考えています。
また、経営者のためになる情報を発信したり、他の地域と繋いで、佐伯市にいながらも他の地域の情報を知れたり、学ぶことができるということも伝えていきたいです。

他にも顧問先同士を繋いで情報交換の機会も作ったり、後継者のいない社長と学生との学びの場を作って、将来の後継者の育成を行ったりしていきたいです。

Q.MyKomonがお役に立っていることはありますか?

A.毎日日報を提出して、私もコメントを返して職員とコミュニケーションをとっています。
 生産性分析など、MyKomonがないと成立しないと思います!

Q.嬉しいお言葉をありがとうございます! 
 最後にご覧になっている経営者の方へ一言お願いします。

A.コロナの時期で悩まれている方が多いと思いますが、一人で抱え込まず良い相談役として税理士を使っていただけると良いかなと思います。一緒に考えることや将来の不安をお金の面で取り除くことはできるので、一緒に成長していければ良いなと思います。