会計事務所インタビュー

MyKomon会計事務所の会に参加している会計事務所の最近の活動や取り組みをご紹介します。

※掲載情報は、インタビュー当時のものです

お客様が安定・安心して事業が行えるようにサポートしたい

古くからの会員様であり、
顧問先や従業員だけでなく弊社メンバーにもいつも暖かく接してくださっている舟橋先生。
そんな暖かい舟橋先生に事務所方針やお客様への想いを伺いました。

Q:舟橋先生が税理士を目指したきっかけを教えてください。

元々父が会計事務所を営んでいたことが大きなきっかけです。
自宅と事務所が近いところにあったため、常に仕事をしている父の姿を身近に感じていました。
子供心に父に憧れを抱き、ゆくゆくは長男である、自分が同じ仕事ができると良いなと漠然と考えていました。
ただ、実は高校2年生の頃に1年間留学をし、大学も帰国子女の友人が多い環境にいたので、大学生の頃は、将来は海外で働きたいという思いがあったんです。
ですが、その思いを抱えながらも、長男だったこともあり、自分が見てきた父の背中を追うことに決めました。

 

Q:なるほど、海外志向だったのですね!
 海外で仕事をしたいという思いもありながら
 事務所を引き継がれたわけですが、
 その後事務所を継いでみていかがでしたか?

7年前に事務所を引き継いだのですが、私が資格を取得する以前に父が他界してしまっていたこともあり、承継当初は、とにかく父と同じく「舟橋会計事務所」ができるということが、すごくうれしかったんです。
だから、最初は事務所経営も仕事の進め方も深く考えることなどしないで、とにかく父と同じ手法を承継しました。承継当初のお客様は父の代のお客様が約9割でしたので、以前と
同じ手法の方がお客様も私自身も居心地が良かったのです。
ただ、承継から7年が経ち、事務所の今後の経営を考えたとき、「自分としてのブランドを持ちたい」、そうでないと事務所経営は成り立たないと思うようになりました。

Q:自分としてのブランドとはどういったものでしょうか?

まず、経営理念や経営ビジョンをしっかり持つことが一つです。
これは、経営者である自分自身の軸を明確にするため、お客様に対して弊所がどんな事務所かを知っていただくため、さらに、従業員に対しても今後、事務所がどんな方向に向かって進んで行くのかを示すことで安心感を与えるためです。
ちなみに、弊所は「お客様が安定・安心して事業が行えるようにサポートしていく」という経営理念を掲げています。
そして、経営計画と経営支援を軸としてお客様の経営をサポートしたいと思っております。
つまり、経営計画を作るだけでは意味がないので、作った計画をいかに利用していくか、また同時に経営計画を作ったことによっていかにお客様や従業員さんが動いてくれるような状況を作り出すかが大事だと思っています。
今後は計画を作るだけでなく実効性を持たせるにはどうしたらいいかが一つ大きな課題だと思っています。

Q:お客様とともに歩もうとする、
 舟橋会計事務所のブランドを提供しようといった思いが感じられますね。
 今後はどういった事務所にされたいとお考えですか?

スタッフが明るく仲良く楽しく仕事をしてもらいたいと思っています。
そのために、スタッフに任せるという意識は持っています。
僕自身はお客様に会うこと、営業をすることを担い、
試算表作成や決算処理など製造部分を担ってもらっています。
役割分担を明確にしながら日々仕事に取り組んでいます。

Q:スタッフの方々を信頼して任せつつ、
 先生はご自身の分野でご活躍されて
 事務所としてみなさまで仕事をされているんですね!
 そんな一体感のある舟橋先生の事務所で
 MyKomonがお役に立てていることはありますか?

元々、弊所ではMyKomonはフォーラムやニュースレターを主に活用していました。
当時は、調べものをするためのツールという使い方しかしていなかったので各個人での利用にとどまり、事務所で共有はしていなかったんです。
しかし、それではもったいない!事務所全体で情報を共有するのがMyKomonの強みということに気づきました。
特にグループウェアの「スケジュール管理」や「進捗管理表」、「資料回収管理」で進捗状況や各スタッフの業務を共有したり、事務所内での情報共有ツールとして非常に役立っています。
MyKomonで情報を共有しているおかげで、役割分担やスタッフに任せるということができているのだと思います。

 

Q:舟橋先生の目指す事務所運営にお役に立てているようで何よりです!
 それでは最後にこのページをご覧の経営者様に一言お願いします。

目まぐるしく環境が変化する現代の世の中で、みなさまが安心して事業に専念できるよう、そしてみなさまの想いが達せられるよう事務所スタッフ全員でサポートしていきたいと思います。