会計事務所インタビュー

MyKomon会計事務所の会に参加している会計事務所の最近の活動や取り組みをご紹介します。

※掲載情報は、インタビュー当時のものです

おせっかい”が信頼に変わる。熊坂先生が語る、税理士としての原点と未来

いつも温かく、エネルギーに満ちた熊坂先生。丁寧で誠実な対応はもちろん、周囲への気配りや前向きな姿勢が印象的な先生に、今回は税理士になったきっかけや思い、日々の工夫をたっぷり語っていただきました。

Q.税理士を目指したきっかけを教えてください。

 学生の頃は、正直なところ何でもいいから社長になりたかったんです。何かのサービスを提供したいというよりも、とにかく社長になりたいという目標を達成することを考えていました。
 そのために、社長の近くで働ける環境に身を置くことが重要だと考え、税理士事務所に入所しました。多くの経営者と接する中で、支援する側の方が自分には向いていると感じるようになっていきました。

Q.現在は独立されて、会社の社長になる夢を実現されていますが、これまでの開業に至るまでの経緯を教えてください

 最初入所した税理士事務所は約3年間勤めました。税理士事務所は基本的に毎年同じことを繰り返しています。その年間のサイクルが20代前半だった私には、退屈に感じられてしまって。将来、70歳を超えても同じ仕事を続けている姿を想像したら、「これは違う」と思い、退職する決断をしました。
 その後は、他の業界で約3年間働きましたが、税理士事務所で勤務していた際に、お客様に寄り添いながら信頼を築き、共に歩んでいけることに大きなやりがいを感じ、その経験が忘れられず、再び元の事務所に戻りました。
 今となっては、他の業界を経験したからこそ税理士の仕事が自分に合っていると感じることができましたし、自分の強みを活かせる仕事だと実感しています。そしてその数年後に、自分の事務所を構えるために独立をし、今に至ります。

Q.一度は他の業界で活躍されていたとのことですが、やっぱり税理士が向いていると改めて実感できたのは貴重な経験ですよね。税理士としてご活躍されるなかで熊坂先生が大切にしている思いはありますか。

 従業員とお客様だけは、命をかけて守っていくと決めています。独立当初は、まず家族を養うために営業に奔走しました。そのため今思い返すと、目の前のことに必死で、ビジョンについて考える余裕はありませんでした。ただ現在は、お客様と従業員を守ることが一番大事だと考えています。具体的には環境に応じて仕組みを変え、考え方も柔軟に変える、それが私のスタイルです。事務所には、お客様と従業員しかいない。だからこそ、自分の不徳でその関係を壊すことは絶対にしたくない。それだけは最低限、守らなきゃいけないと思っています。
 そのため私が目指すのは、優しさと厳しさを併せ持つ「お母さんのような存在」です。その熱意や思いは周囲にも伝わり、「お母さんみたいだね」と言われることもあります。

 

Q.「お母さんのような存在」という言葉が非常にしっくりきましたし、魅力として伝わってきました!熊坂先生が考える「お母さんのような存在」とはどうお考えですか。

 私はよく「口うるさいお母さんみたい」と言われます。心配性な性格で、お客様に対しても「このままで大丈夫?」と声をかけることが多いです。「お母さんのような存在」という言葉には、単なる優しさだけでなく、必要な厳しさや主体的な判断力を含んだ関係性が表れていると考えています。
 時にはおせっかいと受け取られることもありますが、それもすべて相手のことを思っての行動です。提案も、必要なタイミングで、必要な方にだけお伝えするようにしています。全員に同じことを勧めるのではなく、それぞれの立場に立って判断することを大切にしています。
 その際には、専門用語は極力避け、相手の視点に合わせた言葉で伝えることを心がけています。お客様一人ひとりの状況に応じて柔軟に対応しながらも、必要な場面では率直に意見を述べるようにしています。その結果、時にはおせっかいと感じられることもありますが、それも信頼関係の一部であり、長期的な支援のためには欠かせない要素だと捉えています。
 私が目指す「お母さんのような存在」とは、そうした頼もしさと柔らかさを併せ持ち、相手の未来に責任を持って関わる姿勢を意味しています。

Q.今後目指す理想の事務所像に向けてMyKomonはお役立ちできていますでしょうか。

 今後の事務所像としては歯科業界へのアプローチを本格化していきたいと思っています。そして事務所の規模拡大を目指していきます。
 その過程の中でMyKomonはまだまだポテンシャルの2割しか使えていないと感じますが、それでも十分継続する価値があると考えています。楽しい給与計算や所内の情報共有などの業務管理において最近ではいよいよなくなったら困る存在になってきているので、今後も事務所の成長に向けて幅広く活用していきます。

Q.最後に経営者の方に向けてのメッセージをお願いします。

 事務所選びで大切なのは「愛があるかどうか」だと思います。お客様に対して思いやりを持って接してくれるかどうか。税理士と経営者が「何のために仕事をしているか」を互いに理解して、寄り添い合うことが何より大切だと思っています。そしてフィーリングも大事です。だからこそ、初回面談は特に大切にしており、お互いのことをよく知り、できる限り本音で向き合うよう心がけています。
 本業に集中したい方は、ぜひ私たちにお任せください。お客様には、目の前の現場に全力で取り組んでいただきたい。そのためのサポートは、私が責任を持って、全力で行います。