Q.先生が税理士を目指そうと思ったきっかけ、開業までの経緯について教えてください。
大学で簿記を学んだとき、簿記のシステムに感動したのがきっかけです。折しも就職氷河期であり、一般企業に就職してもサラリーマンとしての明るい将来が見えにくい状況だったので、一般企業を目指した就職活動はせず、資格取得を目指すことにしました。公認会計士か税理士かで迷いましたが、公認会計士は難易度が少し高そうだったので、働きながら確実に取得できそうな税理士を選びました。
社会人になってからは資格取得のために勉強しながら、未経験で入った事務所で2年、その後5年ほど別の事務所で規模の大きい顧問先を担当したり、複雑な案件を経験したりしました。さらに、医業に力を入れている事務所に移って資産税などの経験を10年以上積むことができました。資格取得を目指し始めてから長い年月がかかりましたが、税理士登録をして改めて資格取得を志したときの気持ちを思い出し、「せっかく登録したのだから、自分で事務所を立ち上げ、得意分野を活かしてお客様の役に立ちたい」と決意して、2024年に開業しました。

Q.先生の強みや大切にしていることをお聞かせください。
一番の強みは、医業に特化していることです。医業の税務は一般業種とは異なり、特有のルール・経営構造・制度の変化への深い理解が必要です。顧問先に最適な提案ができるよう、医業分野の知識習得と実務研究を常に行っています。また、顧問先には税理士本人が直接対応することも強みです。bixidという経営支援クラウドシステムを使用して顧問先の財務の見える化に力を入れており、まず現状の財務状態きちんと理解していただくことを支援テーマとしています。数字だけでなく、背景にある経営判断にも踏み込み、意思決定を支える伴走者であり続けたいと思っています。
さらに、税務会計だけでなく行政書士の資格も活かしたサポートで幅広く顧問先を守ります。都道府県への届出や行政対応なども、弁護士、司法書士など他の士業とのネットワークを活かして支援させていただきます。
Q.今後、力を入れていきたい分野や挑戦したいことはありますか?
まずは、先ほどお話しした現在の取組みをしっかり続けたいと思っています。税理士は、顧問先と顧問契約を結んで定期的に接点を持つことができる契約形態であるため、顧問先からのさまざまな相談を最初に受けることが多い立場です。そのため、まずは自分が顧問先の困りごとをキャッチし、弁護士、司法書士、社労士など他の士業の方と連携しながら各専門家が顧問先を支援していければと考えています。
Q.MyKomonがどのようにお役に立っているか、お聞かせください。
いろいろな機能を使っていますが、特によく使っているのは「進捗管理表」「資料回収」「ToDoリスト」です。3つとも、所内でのスムーズな情報共有に役立っています。
「進捗管理表」は事務所にいなくても各業務の進み具合を簡単に把握できますし、「資料回収」は不足している資料を簡単に確認することができ、効率よく資料を揃えることができるようになりました。また、「ToDoリスト」は事務所にいなくてもスタッフに業務の依頼ができる点で大変重宝しています。どこにいても業務が回っていく状況を作ることで、より生産性の高い事務所にしたいと考えています。
Q.ありがとうございます!最後に、経営者の方へのメッセージをお願いします。
税理士の登録者は、全国に約8万2千人います。融資、税務調査、創業支援、業種特化など、それぞれの税理士に得意分野があり、この得意分野を活かして経営者の皆様を支援しています。これだけの税理士がいるのですから、必ず真に寄り添ってくれる税理士が見つかると信じています。ぜひ信頼できるパートナーとして税理士を選んでいただければと思います。

