会計事務所インタビュー

MyKomon会計事務所の会に参加している会計事務所の最近の活動や取り組みをご紹介します。

※掲載情報は、インタビュー当時のものです

先生ではありません!経営の伴走者です

笑顔が素敵で人の考えを否定することなく受け止めてくれる村田先生。先生は対話をとても大切にしているそうです。今回はそんな先生の目指していることや力を入れていることをお伺いしました。

Q.まずは税理士を目指された理由、きっかけを教えてください。

就職活動を始めるにあたって取り組んだ、簿記3級の取得がきっかけでステップアップをしたいと考えるようになり、税理士を目指すようになりました。ですが学生時代なのでそこまで深くは考えておらず、「簿記が楽しい」というところが一番のきっかけですね。当時通っていた専門学校のガイダンスで「税理士事務所の独立は、年収3,000万も目指せる」という話を聞いて、“開業して自分の事務所を持ちたい”という思いが強くなり、税理士になることを決めました。

Q.どんな税理士、事務所を目指していますか。

勤務職員時代、いろんな経営者の方とお話する中で「税理士は怖い、相談しにくい」というお話をよく聞いていました。顧問契約をしているのに相談しにくい、という状況に矛盾を感じたことなどから、信頼関係を大事にする税理士を目指すようになりました。信頼関係を構築する取り組みとして、まずは「先生と呼ばないでください」と伝えています。経営者の方々からは、「村田さん」や「むらっちさん」と呼ばれていますね。生活背景までヒアリングしなければ本当の意味での税務対策ができないので、本音で話してもらえる環境を作りたいと考えています。

また、信頼関係を大事にすることはスタッフに対しても同じです。プライベートも充実させながら仕事も頑張りたい、というスタッフの考えを大切にしており、税理士事務所は残業が多い傾向にあるのですが、うちの事務所は残業なしです。さらに、それを実現させるためにも対話を重視していて、週に1回は時間をとって話をしていますし、全体でも月2度程ミーティングを行ったり、ランチに行ったりすることもあります。経営者とスタッフというよりは、チームのメンバーという関係性ですね。長所に合った業務をしてもらうことも大切にしていて、従業員の適正で人事配置をしているので、各人がそれぞれの長所を活かした仕事をしています。この取り組みがそれぞれの責任感にも繋がっていると思いますね。

Q.今力を入れていること、事務所の強みは何ですか?

何かの分野に強いということはないのですが、経営者同士の繋がりを重視しています。顧問契約をしてくださっている方々と開催する “TEAM MURATAX”という会があり、今後は福岡県外でも定期的に実施していく予定です。同会では、経営や雇用に対する考えを話したり、社長同士が抱えている問題点を共有して解決策を話し合ったりしています。違う業種同士での新規事業が生まれることもありますね。本音ベースで対話ができる会なので私もこの会がとても好きです。

また、“ワンストップの事務所”も目指しています。現在、信頼できる行政書士と弁護士の方が顧問先にいて頼ることができますし、不動産関係や動画制作など幅広い相談応対も可能です。信頼し合える経営者同士の繋がりを広げ、“TEAM MURATAX”にいれば解決できる、という状態にしたいと考えています。税務を超えての相談ができることが事務所としての強みですね。教育の話などもしますし、恋愛相談になることもあります(笑)

事務所においても十人十色ということを大切にしていて、スタッフと考えた経営理念の行動指針にも入れています。スタッフもですが経営者の方々も十人十色で、いろんな色を混ぜ合わせた会が”TEAM MURATAX”ですね。

Q.“TEAM MURATAX“素敵な取り組みですね!MyKomonがお役に立てているところはございますか。

業務報告書の検索機能を使いながら、スタッフたちが顧問先とどんな話をしているのかを確認しています。資料回収や楽しい給与計算も利用しています。業務報告書で顧問先との対話内容を確認して、気づいたことはチャットでコメントを入れています。これも対話に繋がっていますね。

Q. ありがとうございます!お役に立てているようで安心いたしました。最後に経営者の皆様へ一言お願いいたします。

“私たちは、日本一相談しやすい伴走者として、『不』を取り除き安心へと導きます“という行動指針に基づいて業務を行っています。皆様は安心して経営に専念されてください!